目的の電話があるドアを見つけた。
走りよるナイオビ。
ドアに手をかけたその時、突然ドアが開き、弾き飛ばされるナイオビ。
そこにはエージェントが立っていた。
ナイオビに向け銃を構える。絶体絶命!
その時、ゴーストが遠くから援護射撃を行った。
が、エージェントに銃はきかない。
すべていとも簡単によけられてしまった。
しかし、ナイオビが体勢を整え、逃げ出すには十分な足止めだった。
必死にビルとビルの谷間を飛び越え、逃げるナイオビ。
追いかけるエージェント。
エージェントはどこにでも現れる。
一瞬の気も抜けない。
逃げ回り、元のビルに戻ったナイオビは非常用の電話で現実世界に戻ることができた。
ザイオンのロック司令官にディスクを送る。
オシリス号からのメッセージは、キャプテンのサディアスからだった。
「今までの数百倍の大きさの敵がザイオンを目指している。
私たちはすでに追われている。これが最後の通信になるだろう。
手遅れになる前にこれがザイオンに届くことを祈る。」
ショッキングな内容だった。
ロックは全艦隊にザイオン終結を命じた。
そして恋人のナイオビにはよくやったと褒め、気をつけて戻るように注意した。
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